HIV検査をして安心して子供を見守る母親

日本ではHIV検査をする割合が欧米と比べると少ないと言われています。HIVの予備知識がないまま感染する人が年々増えているので、関心と予防の知識を持ち未来の子供に笑顔を!

情報不足で感染者が増加推移、HIV検査しましょう!

 先進国では、HIVウィルスに新たに感染する人数は減ってきているか横ばいです。先進国の中で日本だけが、感染者数が増加の推移をたどっています。これは、情報不足によるところが大きいと考えられます。HIVウィルスに感染して、治療を受けずにいると、致死率は依然としてほぼ100%であること、HIVウィルス感染からエイズ発症までの期間が短くなっており、ウィルスの威力はむしろ強まっていること、感染を防止する方法が確立していることなどを周知すれば、無防備でいる人は少なくなり、感染者数も減ることが予測されます。
 感染機会があるたびにHIV検査を受ける必要があることも、周知される必要があるでしょう。実際にHIV検査を受けるのがごく普通のことになれば、HIVウィルスへの関心も高まり、予防策を各自が講じることにもつながると期待されます。HIVウィルス感染の情報が不足していて、あいまいなものとなり、意識の外に追いやられているような状況は、好ましくありません。感染しても、必ずしも死に至るわけではなくなっていますが、その情報だけがひとり歩きしてしまっているようにも見受けられます。感染しても寿命がまっとうできるのは、感染直後から薬を飲み続けた場合です。薬を飲まないで放置していれば、致死率ほぼ100%の病気であることに変わりはありません。ウィルス自体が弱くなって、ヒトが死ななくなったわけではないのです。逆に、ウィルス感染から2年程度でエイズを発症する例も出てきています。以前は、発症するのは早くても十数年後とされていたにもかかわらず、です。致命的な病気であり続けていること、早期発見、早期治療が不可欠であることを、日本人皆が、知っておくべきでしょう。