HIV検査をして安心して子供を見守る母親

日本ではHIV検査をする割合が欧米と比べると少ないと言われています。HIVの予備知識がないまま感染する人が年々増えているので、関心と予防の知識を持ち未来の子供に笑顔を!

飲酒はHIV検査に影響と東京には多くの検査機関が

 飲酒がHIV検査に影響することはありません。健康診断の血液検査とは違いますので、どんな食事をしていてもかまいませんし、服用している薬の種類を気にする必要もありません。
 東京には数多くの保健所や公的な検査室があり、中には土日や、平日の夜も検査をおこなっているところもあります。それらはすべて検査料が無料で、完全に匿名で通せます。保健所では住所も電話番号も聞かないため、知り合いがいなさそうな保健所を探して検査を受けることも可能です。
 2014年の段階では、新たにHIVに感染した人の4割は、東京で感染が判明しています。東京都の人口は、日本全体の1割程度ですから、東京で検査を受ける人が多いことがわかります。検査機関が多いというのは、検査を受ける際のハードルを低くしているようです。東京に住所がある人の割合ではなく、東京都内で判明した人の割合です。結果が採血の数十分後にわかる保健所や検査室が多いという利便性も、東京都内の検査数の多さにおおいに貢献していると見受けられます。たとえ匿名性が保証されているとはいえ、一週間後に再び足を運んで検査結果を聞くというシステムでは、不便に感じるケースも少なくないのでしょう。平日の19時頃まで開いていて、その場で結果がわかり、しかも匿名で無料というところまで検査態勢を整えないと、なかなか検査に踏み切れない人がかなりの数いるもの推察されます。
 HIVは感染しても、早期に発見し、すぐ治療を始めれば、死に至ることはない病気となっています。しかし感染に気づかず、放置し続ければ、依然として致命的な病です。せっかく良い薬が出て、不治の病とされたHIVも、天寿をまっとうできるまでになったのですから、早期発見に努めるべきです。